綱敷天神社（つなしきてんじんしゃ) in 大阪府大阪市北区

大阪キタの繁華街、一番ごちゃごちゃしている堂山町と神山町の間に鎮座している「綱敷天神社」。
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こんなごちゃごちゃしている所に、こんなに古い神社があるとは知りませんでした。
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平安時代の弘仁13年（822年）に、嵯峨天皇が行幸した時に近くに頓宮（仮宿）を構えたのがご縁で、太融寺と続いて神野太神宮（後の綱敷天神社）を創建したとのこと。（社伝による）
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御祭神は、嵯峨天皇、菅原道真です。
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無実の罪で、九州大宰府までの左遷された菅原道眞公が、この地で咲いていた紅梅に目を留められ、しばらくの間、この梅を眺めるため、船の艫綱（ともづな）をたぐりよせて即席の座席としたとのこと。
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それが、「綱敷（つなしき）」の名の由来になったそうです。
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鎌倉時代から戦国時代、そして大阪大空襲でも戦災に遭ったのですが、この地は守られているようで、何度も復興を果たしております。
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喧噪の中に鎮座しているにもかかわらず、境内は澄んだ空間が行き渡り、心穏やかにさせてくれる神社でした。