檪谷七野神社・賀茂斎院跡（いちいだにななのじんじゃ・かもさいいんのあと）in 京都府京都市上京区

東西では、堀川通と千本通、南北では北大路通と今出川通の中心あたりに鎮座している檪谷七野神社。
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大きな通りに面していないので、その存在になかなか気づかずにいて、今回初めて参拝しました。
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嘉祥３年(850年）文徳天皇の皇后藤原明子の安産を祈って奈良の春日大社を櫟谷に勧請したことが始まりとされています。
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なので、境内に「春日神社」の石柱がありました。
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御祭神は、高沙大神・春日大神・武甕槌命を始め、他19柱の神様が祀られています。
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また、賀茂斎院は、賀茂神社に奉仕した斎王（さいおう）の御所で、葵祭の際に斎王は斎院を出御して一条大宮で勅使の行列と合流し、下鴨神社と上賀茂神社を参拝しました。
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斎王（さいおう）というのは、天皇に代わって、賀茂神社の天照大神に仕えるために選ばれた、未婚の皇族女性のことです。
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伊勢神宮の斎王は特に斎宮（さいぐう）、賀茂神社の斎王は特に斎院（さいいん）と呼ばれました。
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この賀茂斎院は、建暦２年（1212年）に礼子内親王が退下した後、廃絶されました。
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住宅街の真ん中に、開けたパワースポットという感じで鎮座されている厳かな空間でした。